Colabo 居場所がない10代の女性たちへの支援拡大

コロナの影響が深刻化し、長期化していることから、居場所がない10代の女性たちが、普段に増して苦しい状況に追いやられています。Colaboは、4〜5月の2カ月間、ホテル経営をしている企業と連携し、緊急ステイ先を10ベッドほど確保し、支援体制を広げます。4/7〜、企業の協力により、50ベッドに受け入れ態勢を広げました。

虐待などを背景に、家が安心して過ごせない人にとって、自粛要請によって家にいる時間が長くなることは、暴力や性虐待を受けるリスク、危険が高まり、精神的な負担も増大します。また、10代であっても、アルバイト代で自身の生活費や学費を稼いで生活している人も少なくありません。そうした人たちも、コロナの影響で、シフトを減らされるなどし収入が激減しています。

家にいられない、帰れない、帰りたくない状況の中で、仕事もできない、お金もないとなると、ネットカフェなどに滞在することも難しくなります。そうした状況に、性搾取を目的とした業者や買春者などがつけ込んでいます。

Colaboでは、2015年から、一時シェルターでの緊急保護・宿泊支援(現在2ヶ所)や、シェアハウスとして運営する中長期シェルター(現在3ヶ所、2ヶ所増設準備中)で住まいの提供、生活支援などを行ってきました。今後、コロナの影響がもたらす状況により、生活が困窮したり、虐待や性暴力被害のリスクが高まるなどし、安心して過ごせる居場所がなくなる10代女性が増えると思われます。

そこで、ホテルを運営する企業と連携し、緊急的に一時ステイできる部屋増やして、対応していきます。利用する女の子たちや、ホテルのスタッフさんなどの安全確保のため、企業名を公表することができませんが、支援を名乗り出てくださいました。

協働団体の「東京アンブレラ基金」(https://umbrellafund.tokyo/)の助成も活用しながら支援を行う予定ですが、継続していくためには、金銭的な支援も必要です。以下より、ご支援をよろしくお願いします。

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📕現状が取り上げられました。
性的虐待、ネグレクト…10代少女たちが新型コロナ「外出自粛要請」に怯える理由 https://www.businessinsider.jp/post-210144

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